漆喰と珪藻土の値段の違い

漆喰と珪藻土の違い

ご自宅の壁に自然素材を取りいれようと考えた時、
漆喰、珪藻土という内壁材があることを知ると思います。

写真を見るてみても大きな違いがないとなれば、
「漆喰と珪藻土って何が違うの?」
「どっちがいいの??」
と疑問を持つでしょう。

そこで、似ていながらも実際には異なる漆喰と珪藻土の違いを見ていきましょう。

【壁材としての歴史】

珪藻土は最近出てきた壁材です。
壁材としての歴史はここ25年から30年ほど。

漆喰は壁材の歴史は5000年ともいわれています。

【できあがりの質感・肌触り】

漆喰と珪藻土の違いの中でよくあげられるのは仕上がりの質感です。

漆喰がつるつるしているのに対し、珪藻土はざらざらします。

【調湿性】

調湿性は珪藻土の方が高いと言われることもありますが、
珪藻土は自分で固まる性質がないために
市販されている珪藻土は原料比率が低めのものが多いです。
原料比率が低いという事は、珪藻土の調湿性が十分に発揮されていないことになります。

一方漆喰は、自ら固まる性質がある為、原料比率が高いものが多い傾向にあります。
調湿性を考えるのであればこのことを考慮してみてください。

【漆喰と珪藻土の値段の違い】

DIY用の漆喰と珪藻土の材料値段比較

漆喰 (㎡は平米と同じです。縦1メートル×横1メートル)

A社 20キロ 8980円
B社 6.0㎡/袋 3kg 5040円
C社 16㎡ 18キロ 14256円
D社 3.3㎡/袋 6600円
E社 10㎡ 20キロ 10800円
F社 10キロ 5600円
G社 4.5㎡ 9154円 24キロ 20520円
H社 5坪 20キロ 8800円 (1坪は3.3㎡)
I社 12.5㎡ 20キロ 12960円
J社 10㎡ 25キロ 13000円

珪藻土

K社 10㎡ 10700円
L社 10キロ 10㎡ 10681円
M社 24キロ 22680円
N社 17㎡ 18キロ 18000円
O社 30㎡ 28900円
P社 4坪 15キロ 9120円
Q社 10キロ 14904円
R社 18.5キロ 36225円
S社 3.3㎡/袋 6600円
T社 10~15㎡ 20キロ 10740円
U社 6.6㎡ 8キロ 11880円

実際の商品名はこちら

これを見ると、値段に大きな開きはないようですね。
同じ漆喰でも、珪藻土でも、販売会社さんによって
値段が異なっていることがわかります。

【漆喰と珪藻土、結局どちらがいいの?】

できあがりの質感で選ぶといいかと思います。
漆喰はツルツルテカテカ、珪藻土はザラザラゴツゴツ。

塗りの模様(パターン)を際立たせたいのであれば珪藻土。
おさえ仕上げと呼ばれる、平らでまっすぐな仕上げならば漆喰。

色は白がいいのであれば漆喰。
カラーを入れるのであれば珪藻土。

ここに書いたのはあくまでDIYをする際に参考にしてもらいたいことで
左官職人さんにお願いする場合は、
質感以外は職人さんの腕で何とかできるでしょう。

漆喰か珪藻土かで選ぶよりも、どのような会社が販売しているかで選んでもいいでしょう。

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