DIY漆喰と珪藻土を自分で塗る塗り方

漆喰や珪藻土を自分で塗るDIYを考えている、検討されている方は近年増えてきています。
中古の一戸建て、中古マンションを購入する際に全面リフォームを考えているが、壁を自分で塗ることで資金を浮かせたいという人や、自宅の部屋の壁がきたなくなってきたのでリフォームを検討しているという人は多いです。
それでは、実際に漆喰や珪藻土を自分で塗るDIYをする際に、気を付けること、知っておいた方がいいことはなんでしょうか。
塗り方も大事ですが、まずは用意しておかなければならないものがあるので見てみましょう。
DIYをする際に用意しておくもの
コテ・ローラー
コテ板
養生用マスキングテープ
養生用マスキングシート
(養生というのはお部屋を汚さないようにするための作業の事です)
マスキングテープは塗る場所と塗らない場所の境目に貼るテープです。
マスキングシートはテープにビニールが付いているもので、床等をを汚さないようにするために使います。
目を守るためのゴーグル(天井を施工するときに使用します)
これらの道具は、楽天やアマゾンなどのネットショップでセットで購入したり、バラバラで購入することができます。
次に、漆喰や珪藻土の材料が必要になります。
DIYをするなら、材料はホームセンターかインターネットで購入することになります。
以下、ネット上やホームセンターなどで購入できる主な漆喰缶と珪藻土缶の比較です。
漆喰、珪藻土の材料
漆喰 (㎡は平米。縦1メートル×横1メートル)
A社 20キロ 8980円
B社 6.0㎡/袋 3kg 5040円
C社 16㎡ 18キロ 14256円
D社 3.3㎡/袋 6600円
E社 10㎡ 20キロ 10800円
F社 10キロ 5600円
G社 4.5㎡ 9154円 24キロ 20520円
H社 5坪 20キロ 8800円 (1坪は3.3㎡)
I社 12.5㎡ 20キロ 12960円
J社 10㎡ 25キロ 13000円
珪藻土
K社 10㎡ 10700円
L社 10キロ 10㎡ 10681円
M社 24キロ 22680円
N社 17㎡ 18キロ 18000円
O社 30㎡ 28900円
P社 4坪 15キロ 9120円
Q社 10キロ 14904円
R社 18.5キロ 36225円
S社 3.3㎡/袋 6600円
T社 10~15㎡ 20キロ 10740円
U社 6.6㎡ 8キロ 11880円
以上を参考にしてください。
次に漆喰や珪藻土の塗り方です。
天井と壁を両方塗る場合は、天井から塗り始めてください。
そうしないと、せっかくきれいに壁を塗ったのに天井を塗る時に壁にたれてしまう可能性があるからです。
天井を塗る際に漆喰が目に入ってしまうと危険なので、ゴーグルを着用して下さい。
天井は施工がむずかしいので天井だけ左官職人さんにおまかせする方法はおすすめです。
そのときに壁の塗り方を教えてくれる職人さんもいます。
天井はプロに、壁は自分で、というやりかたは今後増えていくと考えられます。
このような方法を認めてくれるところとそうでないところがあるので一度相談してみましょう。
漆喰や珪藻土を壁に塗る際に、模様(パターンともいいます)をつけたい人や、真っ平らに仕上げたい、という方がいらっしゃいます。
塗り壁のパターンの名称
ストーム
スパニッシュ
扇
コテ波
ハケ引き
ラフ
引きずり
乱流
真っ平らは「おさえ」といいます。
パターンをつけるよりも真っ平らに仕上げる方が簡単だと思うかもしれませんが、DIYをおこなうならパターンを付けた方がやりやすいです。
真っ平らに仕上げるのは実はすごく難しいのですね。
自然素材である漆喰や珪藻土を使う場合は、この模様によってお部屋の雰囲気がかなり変わります。
塗り方を考える際には、このパターンをじっくりと吟味してみて下さい。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。